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Εὕρηκα!

西洋古典学って、ご存知ですか?

絵画で辿る『変身物語』 第1巻~第2巻移行部

かなり間が空いてしまいましたが(ごめんなさい…) 前回は怪物アルゴスが死に、ヘラ様の怒りが爆発したところで終了しました。 もうすぐ1巻が終わりますね。 はたしてイオはどのような運命を辿り、物語はどっちへ進んでいくのか!? 今回は2巻にも入ってい…

絵画で辿る『変身物語』 第1巻(後編)

宇宙が形作られ、人間が誕生し、アポロンが怪物ピュトンを退治したところで終わった1巻の前半。 ピュトンを退治した時のアポロンは、特に自分の樹というものを持っていませんでした。ではいつから「アポロンの樹=月桂樹」になったのでしょう? コルネリス…

絵画で辿る『変身物語』 第1巻(前編)

読んだことがある人ならわかるでしょう、オウィディウスの書いた『変身物語』の、描写の細かさ、美しさ! 近代ヨーロッパの芸術家たちもその絵画的描写に着想を得て、たくさんの神話画を描きました。 今回から 絵画で辿る『変身物語』 ということで、『変身…

悲劇か喜劇か、悪女か良妻か。

ヘレネといえば、トロイア戦争勃発のきっかけとなった絶世の美女。 以前紹介したエウリピデスの『トロイアの女たち』では、自らパリスにほいほいついていった淫婦・悪女として描かれています。 これがヘレネの一般的なイメージなんですよね。でも違うヘレネ…

神様は思ってるよりこわい

エウリピデス『トロイアの女たち』について、続きです。 人間たちが下界でわっちゃわっちゃする前、この劇の冒頭では、アテナとポセイドンとがお話していました。 その様子を関西訛りで簡略化してお届けします。

パリスの審判なんてなかった!?

今回紹介するのは、エウリピデスが書いた悲劇『トロイアの女たち(原題:Τρῳάδες、トローイアデス)』です。 舞台はトロイア戦争終結から数日経ったトロイア。妃のヘカベを中心に話が進んでいきます。 上演されたのは紀元前415年で、アテナイでは街の守り神とも言…

真実はいつもひとつ!じゃない!!

※タイトルはあれですが、内容は某少年探偵や少女探偵団とは関係ありませんw ギリシア神話には決まったひとつの筋書きしかない、なんて思っているひとはいませんか? 実は、神話は時代や場所によって形を変えていっているのです。 特に、ヘレニズム時代とい…