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Εὕρηκα!

西洋古典学って、ご存知ですか?

ローマのお菓子作ってみた

思いつきシリーズ

「甘いもん食べたい」

 

毎日ちゃんと甘いおやつを食べていても夜ごはんの後になるとこの欲望が出てくるわたし。別にダイエットなんてしていないから遠慮しません。

 

というわけで、先日研究室から発掘されたローマの富豪アピキウスのレシピ本を使って何か作ってやろうと思い立ったわけです。で、いちばんわかりやすかった以下のレシピを引っ張り出してきました。

 

ローマのお菓子作るでーーー

 

 

Accipies lac, adversus quod patinam aestimabis,

深皿に入るだけの牛乳を入れ、

temperabis lac cum melle

牛乳と蜂蜜を均等に混ぜ、

quasi lactantia, ova quinque ad sextarium mittis, si ad eminam, ova tria.

5個の卵を1スティエに、あるいは3個を1ヘミナに混ぜる。

1スティエは550ml、1ヘミナは273.6mlだそうで。今回は冷蔵庫の中にちょうど3個卵がいたので、後ろの分量でやらせていただきます。

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ちょっと多かったか?まぁいいや(雑)

 

ほんで蜂蜜ってどんくらい混ぜたらええの??甘くなればいい??

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大さじ3ぐらい入れとこ。ほんで卵ね。

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(入れるときにひとつ殻を粉砕しましたが気にしません。殻入ってへんからええんや)

 

 

 

In lacte dissolvis ita ut unum corpus facias, in cumana colas et igni lento coques.

均一になるまで牛乳と混ぜ、クマエ製の皿に漉し入れて弱火で加熱する。

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がしゃがしゃー。

 

うちにクマエ製の皿なんてないので、ふつうのケーキ型に入れます。

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なんか汚ねぇな!!!(自分の混ぜ方が悪い)

 

 

そして弱火で加熱とのことなので160℃で40分やってみる。かたまれ~。

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♪~ ♪~ ♪~

 

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じょうずにやけかたまりましたー

でもやっぱり表面は汚((

 

 

※盛り付けで盛大に事故ったので、ここから先の写真はありません※

 

 

Cum duxerit ad se, piper aspargis et inferes.

固まったら胡椒をかけて供する。

 

こ、胡椒!?!?美味しいのか…それ…

と思いましたが香辛料入りのお菓子ってけっこうありますもんね。

それにきっと胡椒が高級品やからかけてるんですよね、日本人が金箔乗せるノリで(と父が言っていました)。

 

というわけでかけてみました。いただきました。

 

・・・・・・感想。

 

胡椒である。

 

なんか一瞬甘さが引き立った気がしたけどすぐに胡椒がやって来やがりました

 

胡椒がなければふつうのプリンっぽい感じです。カラメルかけて食べたいです←

あと蜂蜜大さじ3やと甘さ控えめでした。

 

そういうわけで、まぁ、成功ですかね?もっと甘くしたかったけど。

ちなみにこれ、現在の欧米でフランと呼ばれているお菓子の原型です。カスタード・プディングとそんなに変わりません。

簡単なので皆さんもぜひ作ってみてください~~。

 

 

( つ づ く !? )