Εὕρηκα!

西洋古典学って、ご存知ですか?

ラテン語家庭教師はじめました!(教室・参考書も紹介します)

ココナラというサイトで「ラテン語家庭教師」のサービスを出品しています!

でもココナラ経由じゃなくてもご依頼いただけます(むしろその方が自由度高くできます)。

coconala.com

詳しくは後述しますが、ラテン語に関するちょっとした質問の受付から原典講読まで何でもやれます。ギリシャ語も対応可能です。

 

私のレッスンの最大の売りは完全オーダーメイドであること。以下の項目を好きなように組み合わせてご依頼ください。よほどの内容でなければ対応します。

時間帯:朝~夜まで、ご自身のいちばん都合の良い時間で

授業時間:ご自由に指定してください(一回30分だけでもOK)

内容文法、読解、原典講読、作文、その他から選んでください

テキスト:使いたい参考書がある方はお知らせください

 

料金は一時間あたり5,000円です。これはひとつのレッスンに対する値段なので、複数人で一緒に受講する場合は割り勘でも大丈夫です。

例)友だちと2人で60分の授業を受ける→ひとりあたり2,500円

 

そして、ココナラで出品しているサービスはあくまで「30分単位」「ビデオチャット」という縛りがあるので、「45分にしたいな~」「機械に弱いから手紙でやりとりしたい」等の細かな要望がある方は私に直接連絡をください

実際、先日まで教えていた方はご年配だったのもあって

①自分で参考書の文章を読む
②わからなかったところを紙に書いて、ある程度質問がたまったら郵送
③私が回答を書き込んで返送

という形式を採っていました。

 

独習はやっぱり難しいけど教室は遠いなって方、

体調の都合や子育て・介護等で長時間の授業は難しい方、

単発でお試ししたい方、月1くらいでまったりやりたい方、

いやむしろカルチャーセンターの週1/隔週講座じゃ足りないって方、

今ならいろんな需要に応えられるので、まずはSNSのDM等で気軽に声をかけてください!

 

それでは、実際にどんな授業ができるのか詳しくご説明していきます。

最後に国内で古典語を学べる教室と独習者向けの日本語の参考書も紹介しています。いろいろ比較して、ご自身の希望や生活スタイルに合うレッスンに出会えますように……♪ それが私だったらこの上ない幸せです。

 

Ⅰ. 文法レッスン(初級~中級)

ラテン語の文章を正確に読めるようになるために文法を学ぶ講座です。

発音、名詞の格変化や動詞の活用、複文の読み方、ギリシャ語との関係――どこまでやるかはご自身で決められます。初心者の方も学びなおしの方も歓迎!

使いたい参考書がある場合はそれを使えます。

 

Ⅱ. 読解レッスン(中級~上級)

原典ではなく、現代の学者が作ったラテン語の練習問題に取り組む講座です。そこそこ長い文章を読むことで、古典語によくある「文脈から読み取る」練習をします。

文法はひと通りやったけどいきなり原典は怖いな~という方はこちらでウォーミングアップしましょう!

 

Ⅲ. 原典講読

ラテン語のネイティブである古代ローマ人の作品を読んで生のラテン語を味わう講座です。単語ひとつひとつを確認して逐語訳しながら、文章の特徴や修辞技法を体験します。「教える」というより「一緒に学ぶ」場です。

といっても、時代場所問わずラテン語で書かれた作品なら何でも対応します。実際、依頼があって中世の書簡を読んだこともあります。

参考までに、同様に原典購読をしている中日文化センターの「ラテン語を読む」という講座で読んだものを例示しておきます。

オウィディウス『変身物語』7巻
ウェルギリウス『農耕詩』3巻
キケロ『カティリーナ弾劾』第1演説
タキトゥスゲルマニア
プリニウス書簡集

 

Ⅳ. 作文

ラテン語で文章を書けるようになりたい方はこちら。文法をより深くきっちり理解したい方にもおすすめ。

英語圏の作文の教科書を使って散文を書く練習をしますが、要望があれば詩を書いてみることも可能です、頑張ります

 

Ⅴ. その他の相談

「いま描いている漫画/小説の登場人物の名前や地名、魔法の呪文等を一緒に考えてほしい」「商品名を付けるのを手伝ってほしい」「このラテン語の出典を教えてほしい」など何でも対応します。

ただし「この文章を翻訳してほしい」「名前をつけてほしい」等、こちらに全て一任していただく場合は”相談”でなく”翻訳”という別の仕事になってしまうので、その場合は別でご相談くださいm(_ _)m

 

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A. 国内のギリシャ語・ラテン語教室

日本でもいろんなところでギリシャ語・ラテン語を学習できます。日本西洋古典学会のこちらのページに、古典語を習える教室が地域ごとにまとまっているのでご参照ください。

https://clsoc.jp/agora/izanai.html

といっても、やはりメジャーな現代語と比べると圧倒的に少ないですよね……。

ちなみに、栄中日文化センターと朝日カルチャーセンター名古屋は私が担当している教室です。

 

B. 日本語の古典語参考書

最近は独習者向けの良質な参考書がたくさんありますよね!こういうのが新しく出版されるということは、日本はまだ文化的に死んでいないのかなと安心します(笑) 何よりちゃんと答えが付いているのがありがたい。

 

初心者の方にまずおすすめなのは、河島思朗先生監修で小学館から出ている「練習プリント」シリーズ。

同じく河島先生の『基本から学ぶラテン語』は、まさに参考書らしい見た目でとっつきやすいと思います。

一冊でそれなりに読み書きできるようになりたい方には、やはりベレ出版の「しっかり学ぶ」シリーズがいいと思います。名前どおりしっかり学べて実力がつくはずです。

ほかにも紹介したい書籍はたくさんありますが、今回は割愛します。

ところでこういう参考書レビューって需要あったりしますかね? リクエストがあればまとめてみようかな。