2021-01-01から1年間の記事一覧
前回の記事はこちら eureka-merl.hatenablog.com なんやかんやで今回が最終回です。あれこれコメント付けてたら急に終わって自分でもびっくりしました。 ところで、前回タイタンたちが起こしたごたごたはヘラクレスによって片付いたのですが、本家ギガントマ…
前回の記事はこちら eureka-merl.hatenablog.com 今回扱うのは、なんやかんやでハデスがヘラクレスの力を奪ってしまい、これからタイタンたちと共に好き勝手しようとする場面です。 その試みがうまくいったかは……「ディズニー映画なので」とだけ言っておきま…
前回の記事はこちら eureka-merl.hatenablog.com メガラとの甘いひとときから未だ醒めきらないヘラクレスですが、物語はここから不穏な展開を見せます。 こちらは「家政婦は見た!」ならぬ「サテュロスは見た!」な状態のピロクテテス。
前回の記事はこちら。 eureka-merl.hatenablog.com 今回扱うのはヘラクレスとメガラのデート後の場面です。芝居を観た後に食事を楽しむという、現代ではよくあるデートコース。 ただし、古代の演劇は基本的にはお祭り期間中の出し物(つまり神様への捧げもの…
前回の記事はこちら eureka-merl.hatenablog.com 数々の功績を積み重ねたことで神の仲間入りができる日は近いと期待していたヘラクレスですが、父ゼウスからは思うような返事はもらえず、わだかまりを抱えたまま神殿を去ることになりました。 そして帰ってき…
前回の記事はこちら(もはや一年以上前ですが……) eureka-merl.hatenablog.com テーバイのみならずギリシャ全土における知名度を確かなものにしていくヘラクレス。一方、それが気に食わないハデスさんは…… ヘラクレスの絵が付いた壺を割ってストレス発散を試…
前回の記事はこちら eureka-merl.hatenablog.com 長きに渡る「推しを語る」シリーズも最終回になりました。 最後に取り上げるのは『黒海からの手紙(Epistulae ex Ponto)』です。 ※「手紙」を意味するepistulaeはときどき省略されます。 日本語訳は、第8回で…
前回の記事はこちら eureka-merl.hatenablog.com 「推しを語る」第9回は、邦訳未出版の誹謗詩『イービス』についてです。 めっちゃ面白いから早く日本語でも読めるようになってほしい(他力本願) この644行の詩が書かれたのは、『悲しみの歌』執筆途中の紀元…
前回の記事はこちら eureka-merl.hatenablog.com 「推しを語る」第8回です。ここから先は詩作第三期――ローマを追われ、トミスに滞在していた時期のお話です。オウィディウスはこの時期に三つの作品を残しました。 今日取り上げる作品はそのうちの一つ、『悲…
前回の記事はこちらからどうぞ eureka-merl.hatenablog.com 「推しを語る」第7回は『祭暦(Fasti)』についてです。 日本語訳は出版されていますが、なかなか普通の書店じゃ見つけられませんね…。 祭暦 (叢書アレクサンドリア図書館) 作者:オウィディウス メデ…
前回の記事はこちら eureka-merl.hatenablog.com 「推しを語る」シリーズも折り返し後半戦になりました。 今回は彼の代表作であり、私の研究対象である『変身物語(Metamorphoses)』についてです。 オウィディウス研究といえば『変身物語』研究!みたいなとこ…
前回の記事はこちらからどうぞ。 eureka-merl.hatenablog.com 「推しを語る」シリーズ第5回は『恋の治療(Remedia Amoris)』について。 かつて藤井昇先生が『惚れた病の治療法』という題で日本語訳を出版なさっているのですが、前回書いたように既に古本でし…
前回の記事はこちらからどうぞ eureka-merl.hatenablog.com 「推しを語る」シリーズ、第4回は『恋の技法(Ars Amatoria)』についてです。 彼の作品の中では『変身物語』に並ぶくらい有名なものですよね。これなら読んだことあるって方も多いでしょう。 ラテン…
シリーズ「推しを語る」第3回です。 ↓前回の記事はこちらからどうぞ↓ eureka-merl.hatenablog.com 前回扱った『恋の歌』は、内容はさておき、恋愛エレゲイア詩の伝統(と言うほど年季の入ったジャンルではありませんが)に則った作品でした。 今回扱う『名高…
うっかり始まってしまった「推しを語る」シリーズですが、前回はオウィディウスの作品に一切触れることなく終わってしまいました。 ↓こちらからどうぞ eureka-merl.hatenablog.com 今回からオウィディウスの各著作を見ていきます。まずはデビュー作『恋の歌(…
皆様お久しぶりです。 そして何ヶ月も更新せず既存の連載記事も完結していないのに新しいシリーズを始めます。題して「推しを語る」。 私の「推し」、つまりオウィディウスという詩人について好き勝手語り散らすシリーズです(今回含め全10回の予定)。 という…